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バックリポート
第26回 赤坂・六本木坂道散歩 1月8日(土)~1月26日(水)
コースは、赤坂駅~赤坂サカス~赤坂不動尊威徳寺~豊川稲荷東京別院~薬研坂~三分坂~報土寺~勝海舟邸跡~本氷川坂~赤坂氷川神社~檜坂~檜町公園~東京ミッドタウン~国立新美術館~出雲大社東京分祠~六本木駅。
赤坂サカスでは、話題の屋外スケートリンクを眺めてから、TBS放送センターに立ち寄って、人気番組セットのミニチュアやウルトラマンの立像などを見物。サカスを出てからは、不思議な街灯が並ぶ一ツ木通りを通って、紀州徳川家の祈願寺でもあった赤坂不動尊威徳寺をお参りし、青山通りに出ました。豊川稲荷東京別院では、寺の由緒や多くの芸能・スポーツ関係者から信仰されていることなどを説明し、境内を散策。そこから赤坂御用地をかすめ、薬研坂、三分坂と上り下りし、築地塀が美しい報土寺に到着。こちらでは、驚異の勝率を残した江戸時代の力士、雷電為右衛門の墓をご案内しました。勝海舟邸跡では、この地が勝海舟と坂本龍馬が出会った運命の場所であったことを説明。本氷川坂を上ったところにある赤坂氷川神社では、とても赤坂とは思えない緑の多さと静かな佇まいに、お客様全員が驚かれていました。檜坂を下りたところにある檜町公園では、毛利家の下屋敷時代から東京ミッドタウンが完成するまでの一帯の移り変わりをお話して園内を散歩。東京ミッドタウン内では、プラザエリアで休憩後、写真歴史博物館が入るフジフイルムスクエアを見学しました。国立新美術館では、大変凝ったつくりの建物内オープンスペースを見てまわりました。また、後半回では入場無料の「國際書画展」「平泉展」を鑑賞しました。最後は都内唯一の出雲大社の分祠である出雲大社東京分祠をお参り。ここはいつ訪れても多くの若い女性たちで賑わっていました。こうして六本木駅まで出て、お散歩終了。今回「坂道散歩いいですね」といったお言葉をたくさんいただき、坂道好きな私は大変嬉しく感じました。ご参加くださった皆様、長時間お付き合いくださり、誠に有難うございました。(写真 左:薬研坂 中央:赤坂氷川神社 右:国立新美術館)
年末アンコール 小江戸川越散策 12月25日(土)~12月30日(木)
コースは、本川越駅~中院~仙波東照宮~喜多院~成田山川越別院~熊野神社~大正浪漫夢通り~蔵造りの町並み~時の鐘~川越市蔵造り資料館~菓子屋横丁~蓮馨寺~小江戸蔵里~本川越駅。
年末アンコール企画ということで、いつもよりレクリエーション色を強くし、散策前半は喜多院を代表とする川越の名刹・古刹を案内しましたが、後半は小江戸川越ならではの美しい店蔵を眺めながら、食べ歩きぶらぶら散歩を私もお客様と一緒に楽しませていただきました。今回初めて川越を歩かれたお客様は、口々に「まるで遠くを旅しているみたい」とか「東京からわずか1時間足らずのところに、こんな素敵な場所があったなんて!」と大変驚かれていました。私もこの街には非常に愛着があって、ここ20年ほど毎年通っていますが、訪れるたびに見どころが増えていて、毎回新しい発見があります。埼玉県きっての観光都市は今後益々進化していくと思われます。「小江戸」と呼ばれるとおり東京(江戸)とも深いつながりがある川越。東京お散歩教室ではこれからも年一回程度、変わりゆく街の様子を確認するために、コースを変えてこの地を訪ねてみたいと思っています。ご参加くださった皆様、寒い中誠に有難うございました。次回アンコールの際も、またよろしくお願い致します。
(写真 左:中院 中央:熊野神社境内 右:菓子屋横丁)
第25回 森下~門前仲町散策 12月5日(日)~12月23日(木)
コースは、森下駅~森下文化センター~高橋のらくろード~深川神明宮~芭蕉記念館~隅田川テラス~芭蕉庵史跡展望庭園~芭蕉稲荷神社~萬年橋~清澄公園~清澄庭園~旧東京市営店舗向住宅~採茶庵~法乗院~深川不動堂~富岡八幡宮~門前仲町駅。
森下文化センターでは、「田河水泡・のらくろ館」「森下アートスペース」、そして、期間限定で開催されていた「山根青鬼の世界展」を中心に見学。高橋のらくろ~ドで、可愛らしいのらくろの飾りなどを見た後、深川の氏神様、深川神明宮をお参りしました。芭蕉記念館では、松尾芭蕉に関する様々な展示を見学してから、敷地内の小さなお庭を散策。そこから陽光眩しい隅田川テラスに出て、川沿いを歩いた後、芭蕉庵史跡展望庭園に上がって、高台から隅田川を眺めました。芭蕉遺愛と伝えられる石の蛙が祀られている芭蕉稲荷神社を参拝した後は、萬年橋のたもとで「ケルンの眺め」を楽しみ、清澄公園を抜けて、清澄庭園に入りました。こちらでは、この地と岩崎家との関係を説明してから、美しい回遊式林泉庭園をゆっくりひと回りしました。庭園を出てからは旧東京市営店舗向住宅や、芭蕉の「おくのほそ道」旅立ちの地である採茶庵跡地を見ながら清澄通りを南下。法乗院では、深川ゑんま堂のハイテクゑんま様の説法を聞き、深川不動堂では眩い世界が広がる内仏殿巡りを皆さんに体験していただきました。そして最後は、江戸最大の八幡様、富岡八幡宮を参拝。こちらでは、深川祭り用の豪華絢爛なお神輿、横綱力士碑・大関力士碑などの相撲関連の碑、伊能忠敬像などをご覧いただきました。ご参加くださった皆様、今回も長時間お付き合いくださり、誠に有難うございました。(写真 左:隅田川テラス 中央:芭蕉庵史跡展望庭園 右:清澄庭園)
第24回 野川・深大寺周辺散策 11月13日(土)~11月28日(日)
コースは、多磨駅~近藤勇生家跡~龍源時~出山横穴墓8号墓保存・公開施設~ほたるの里・三鷹村~国立天文台~深大寺水車館~深大寺~深大寺バス停留所。
近藤勇生家跡では「近藤勇産湯の井戸」を案内。あわせて人見街道向かい側にある近藤勇五郎が開設した天然理心流の道場「撥雲館」も紹介しました。龍源寺では近藤勇の墓をご覧いただき、そこから野川に出ました。野川流域の10基の横穴墓の中で公開されている出山横穴墓群8号墓では、音声ガイドで横穴墓の仕組みや製作年代を知っていただきました。ちょっとした里山体験ができる、ほたるの里・三鷹村では田圃の中の木道を歩き、そこからしばらく野鳥や鯉を眺めながら野川沿いを散策し、国立天文台へと向かいました。国の研究所であり、大学共同利用機関でもある国立天文台三鷹キャンパスでは、常時公開見学コースを歩き、「第一赤道儀室」「太陽系ウォーキング」「太陽塔望遠鏡」「天文台歴史館」「子午儀資料館」「ゴーチェ子午環」「天文器機資料館」他、様々な施設を見てまわりました。深大寺周辺では、まず調布市の景観整備事業の一環として建てられた深大寺水車館に入り、水車小屋と展示回廊を見学。その後は、門前で「そばぱん」など買い食いを楽しんでから、天台宗別格本山、都内きっての古刹・名刹である深大寺を本堂と元三大師堂を中心に参拝、同時に紅葉観賞もしました。参拝後はもう一度門前をぶらついて、大賑わいの「鬼太郎茶屋」を覗いたり、曜日によってはその後希望されたメンバーさんと深大寺そばを食べました。ご参加くださった皆様、今回も長時間お付き合いくださり、誠に有難うございました。
(写真 左:ほたるの里・三鷹村 中央:国立天文台「天文台歴史館」 右:深大寺境内)
第23回 根津・谷中散策 10月23(土)~11月7日(日)
コースは、根津駅~異人坂~お化け階段~根津教会~根津神社~ギャラリーKINGYO~ギャラリー猫町~いせ辰~丁子屋~芋甚~スギヤマ・アートルーム~柳の庭~三浦坂~ねんねこ家~玉林寺~ヒマラヤ杉とみかどパン店~ALLAN WEST~自性院~SCAI THE BATHHOUSE~下町風俗資料館付設展示場~すぺーす小倉屋~観音寺の築地塀~岡倉天心記念公園~谷中ぎんざ~夕やけだんだん~日暮里駅。
異人坂では明治時代坂の上に東京大学のお雇い外国人の官舎があったことを説明、新しくなったお化け階段では昔の写真をお見せして新旧を比較、大正期の洋風建築が残る根津教会では外観を見学、そして、根津神社の前で由緒と江戸・明治、2度にわたって栄えた根津遊郭の話をしてから、参拝をしました。この後は、ギャラリーやお店めぐりを主とした根津・谷中路地散策。途中芋甚で1回目の買い食いタイムをとり、アイスモナカや昭和焼きを味わいました。三浦坂から先は、さらに細い迷路の様な路地に分け入り、玉林寺を経て懐かしい井戸端の景色を見て、谷中シンボル、ヒマラヤ杉とみかどパン店のある三叉路に出ました。この後も点在するギャラリーと『愛染かつら』ゆかりの地である自性院、明治時代の酒店を移築・公開した下町風俗資料館付設展示場(旧吉田屋酒店)などに寄りながら、谷中のもう一つのシンボル、観音寺の築地塀を目指しました。美しい築地塀を眺めた後は、蛍坂を下りて日本美術院発祥地である岡倉天心記念公園を通って谷中ぎんざに入りました。ここで2回目の買い食いタイム。名物メンチカツをはじめとするお惣菜食べ歩きとお買物をお客様に楽しんでいただきました。最後は夕やけだんだんの上から夕焼けを見て日暮里駅に向かい、散策終了となりました。ご参加くださった皆様、今回も長時間お付き合いくださり誠に有難うございました。(写真 左:根津神社 中央:下町風俗資料館付設展示場 右:観音寺の築地塀)
第22回 皇居(東御苑・外苑)周辺散策 10月2日(土)~10月17日(日)
コースは、竹橋駅~気象科学館~平将門の首塚~皇居東御苑~皇居外苑~明治生命館~ごはんミュージアム~有楽町駅。
気象庁の中にある気象科学館では、気象観測、天気予報、自然災害に関する展示を見学。特に土曜日は、気象予報士の方から詳しい解説を受けながら館内をまわりました。平将門の首塚では、首塚にまつわる伝説について説明。お参りする人が絶えない将門公の人気に、お客様も驚かれていました。皇居東御苑では、まず三の丸尚蔵館で開催されていた「皇室の文庫 書陵部の名品」展を見学。公開されていた坂本龍馬自筆の「薩長同盟裏書」の前には、毎回大勢の人が群がっていて、近づくこともままならないほどでした。三の丸尚蔵館を出た後は、かつての本丸跡に残る見どころを一つ一つ紹介。二の丸庭園を鑑賞して、苑内をひとまわりしました。その後、お濠の人気者コブハクチョウを見ながら、皇居外苑を散策。名所二重橋では、橋の名の由来について、楠正成像の前では、像の大きさや宮内庁に献納されるまでの経緯を解説させていただきました。また、日によっては、この後、楠公レストハウスにも立ち寄って、お濠に生息する魚が泳ぐ水槽を眺めたりもしました。土・日のみ一般公開されている明治生命館では、国の重要文化財にも指定されている建物内外をじっくり見学。戦後、対日理事会の会場にもなった会議室をはじめ、ため息が出るほど豪華な食堂や応接室など、見応えある諸室を、お客様と一緒に見てまわりました。最後は、東京国際フォーラムの中にある全国農業協同組合中央会が運営するごはんミュージアムに入り、お米やごはんに関する様々な展示を見て、散策終了。土曜日は、この後、希望者を募って、居酒屋で打ち上げをしたり、他の回では、ごはんミュージアムに併設されている「ごはん Cafe」などに寄ったりしました。ご参加された皆様、今回も長時間お付き合いくださり、誠に有難うございました。
(写真 左:皇居東御苑天守台 中央:二重橋 右:明治生命館)
第21回 駒場~下北沢散策 9月4日(土)~9月26日(日)
コースは、駒場東大前駅~駒場博物館~駒場野公園~旧前田侯爵家駒場本邸~日本近代文学館~東京ジャーミイ・トルコ文化センター~真龍寺~下北沢駅。
駒場東大前駅を出発して、東京大学駒場キャンパス内にある駒場博物館に入館。特別展「自然エネルギーの世界」をお客様にご覧いただいた後、旧本館(現1号館)を中心とした旧制第一高等学校時代の建物を見学しながらキャンパス内を軽く散策しました。駒場野公園では、まず自然観察舎にお邪魔して、公園内に生息する小動物などを観察。それから美しい雑木林を抜け、日本初の実験水田として維持保存されているケルネル田圃を見ました。かつては前田利為侯爵の邸宅だった駒場公園では、先に外国人客接待用の迎賓館として昭和5年に建てられた和館に上がり、広間から美しい奥庭を眺めたりしました。そして、昭和4年に建てられた前田家の本邸である洋館に移動、完成当時東洋一の邸宅と称された屋敷の1・2階公開部分を、ひと部屋、ひと部屋お客様にご紹介しました。洋館見学後は、同公園内にある日本近代文学館に入館。「近代文学の名作 作家の手稿Ⅱ」が開催されていたので、有名作家たちの数々の直筆原稿をお客様とチェックしました。この後、目黒区から渋谷区に入り、オスマン様式のモスク東京ジャーミイで異文化体験。女性専用礼拝室もあり、女性のお客様にはそちらも体験していただきました。ここから今度は世田谷区に入り、住宅地散策。最後は巨大天狗面が安置されている曹洞宗大雄山真龍寺に立ち寄って、下北沢駅に到着。散策終了となりました。前半回は猛暑にも見舞われ、ハードな日もありました。ご参加された皆様、本当に有難うございました。
(写真 右:駒場博物館 中央:旧前田侯爵家駒場本邸[洋館] 左:東京ジャーミイ)
参加会員様限定 東京高円寺阿波おどり見物 8月29日(日)
参加人数は9名様でした。JR高円寺駅南口に集合後、まずは近くのコンビニで飲み物等を買い、それからパル演舞場に行き、場所取りをして、開始を待ちました。そして18時、いよいよ阿波おどりスタート!お腹に響くほどの太鼓や鉦の音に合わせて進んでくる女踊りは大変美しく、そして男踊りはとても豪快で、女性会員様からは「私も踊ってみたい!」といったお言葉が出るほど。約1時間半全員で見物し、ここでいったん解散。見足りない方は引続き残られたようでした。徳島に次いで全国第二の規模を誇る「東京高円寺阿波おどり」。この迫力は間近で、生で見なければ、おそらくわからないと思います。日曜の夕方に高円寺までお集まりくださった会員様、暑さとすごい人混みの中、誠に有難うございました。
※ブログレポートは、こちらからご覧いただけます。
第20回 豊洲~月島もんじゃストリート夜散歩 7月24日(土)~8月28日(土)
コースは、豊洲駅~春海橋公園~晴海大橋~晴海トリトンスクエア~月島もんじゃストリート~月島駅。入ったもんじゃ屋さんは、「竹の子」「一樹」「錦」「あじろ」でした。
まず豊洲駅前で近年開発が著しい周辺の様子を説明。途中、アーバンドックららぽーと豊洲やフットサルクラブ東京豊洲テントドームなどを眺めながら晴海通りを進んで春海橋公園に向かいました。春海橋公園では、貨物線の廃線跡である東京都港湾局専用線の晴海橋りょうを紹介。昭和の産業遺産ともいえる鉄橋をお客様にじっくり見てもらいました。メモリアルドックでは、旧石川島播磨重工業時代の造船ドックが活用されている水上バス発着場や、高さ25mを超えるハンマーヘッドクレーンのモニュメント、展示されている船のスクリューなどを案内。すっかり様相の変わった新夜景スポットを散策しました。晴海運河に架かる橋長580mの晴海大橋では、橋上からレインボーブリッジやお台場、東京タワーや東京スカイツリーを、また7月31日の回では、遠くで打ち上がる隅田川花火大会の花火を眺めたりしました。この後、晴海トリトンスクエアでトイレ休憩を取り、朝潮運河沿いの夜景を見ながら月島に渡り、もんじゃ焼きのお店がひしめく西仲通り商店街周辺の各店でお客様にもんじゃ体験をしていただきました。また、もんじゃ体験の前後で月島開運観世音をお参りしたり、時間に余裕のある時は、会食後、隅田川にも足を延ばしました。月島もんじゃが初めての方も大勢いらして、今企画大変盛り上がったと思います。ご参加された皆様、暑い中、本当に有難うございました。(写真 左:春海橋公園 中央:「一樹」のもんじゃ 右:「竹の子」の前で記念撮影)
参加会員様限定 いたばし花火大会鑑賞会 8月7日(土)
参加人数は11名。当日は都営地下鉄三田線西台駅に16時45分に集合。全員そろったところで駅近くのダイエーでお弁当や飲み物の買出しをしました。ここから会場までは徒歩約30分。大勢の見物客と一緒に行進状態で会場を目指しました。会場入りは18時。花火大会スタートが19時10分ですので、約1時間全員で歓談。そして辺りが暗くなり、予定通り花火大会スタート。打ち上げ数は同時開催の戸田橋花火大会と合わせて約11,000発。途中、日本最高峰の花火師10人による芸術玉の競演など、たくさんの見せ場がありました。でも、なんといっても圧巻はフィナーレ!わずか数分のうちに1,000発もの花火が轟音とともに頭上で炸裂。参加メンバーの皆さんもこれにはびっくりされていました。普段バラバラで参加されいる会員様同士会話もはずみましたので、良い懇親の場にもなったと思います。参加された皆様、ものすごい人混みのなか誠に有難うございました。
※ブログレポートは、こちらからご覧いただけます。