コースは、早稲田駅~早稲田大学會津八一記念博物館~早稲田大学坪内博士記念演劇博物館~史跡関口芭蕉庵~東京カテドラル聖マリア大聖堂~椿山荘庭園~新江戸川公園~穴八幡宮~早稲田駅
まず、地下鉄早稲田駅を出発して、日本のガウディと呼ばれている梵寿綱氏が手がけた集合住宅、ドラード和世陀をご案内。その奇抜で斬新なデザインに皆さん驚かれていました。また、週末の回では、1階にあるドラードギャラリーにも立ち寄らせていただき、開催されていた個展をお客様と楽しみました。早稲田大学では、まず會津八一記念博物館で、東洋古代美術コレクション、日本近現代美術作品、考古資料、アイヌ民族の文化遺産などを見学。あわせて富岡重憲コレクションや、大隈記念室では大隈重信の事績を紹介した資料、それに企画展として開催されていた「浅沼次郎とその時代」なども案内させていただきました。そして次は、キャンパス内にあるもう一つの博物館、演劇博物館に移動。こちらでは、シェイクスピアに関する資料、逍遙記念室、時代別に紹介されている日本の演劇史に関する資料や企画展などを紹介してまわりました。博物館めぐりの後は、神田川駒塚橋に出て、神田上水や大洗堰工事について説明。水神社に立ち寄った後、関口芭蕉庵の休憩所で一休みしてから、さみだれ塚や芭蕉堂を見学。芭蕉庵を出てからは急坂、胸突坂を上がって、永青文庫や講談社野間記念館の前を通って(入館せず)、丹下健三設計の建物がひときわ目を引く東京カテドラル聖マリア大聖堂に行き、見学可能なときは大聖堂内にも入って、その荘厳さや巨大パイプオルガンの素晴らしい音色を体感。あわせて、奇跡の洞窟を再現したルルドの洞窟も見てきました。ここから江戸川公園まで坂を下りて行き、再び神田川沿いを散策。途中、冠木門から椿山荘にもお邪魔して、滝や三重塔がある庭園をひとまわりしてから、かつては細川越中守の下屋敷、現在は文京区立の公園となっている新江戸川公園に入園。訪れる人も少なく、静かでくつろげる回遊式泉水庭園をじっくり鑑賞しました。そして、豊橋、都電荒川線早稲田駅、大隈通り商店街と経て、最後は源義家創建の古社、一陽来復御守や徳川吉宗奉納流鏑馬で有名な穴八幡宮をお参りして、散策を終えました。今回は初日にNHKのテレビ取材が入ったり、開催期間中にニュース情報番組「首都圏ネットワーク」で紹介されたりと、本当にいろいろなことがありました。取材にご協力くださった皆様、また番組をご覧になって参加された皆様、ほか全てのお客様に厚く御礼を申し上げます。
(写真 左:早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 中央:史跡関口芭蕉庵 右:東京カテドラル聖マリア大聖堂)
ブログレポートは、こちら1、2、3、4、5、6、7、8から、ご覧いただけます。
《お客様の感想》
「演劇博物館は、建物自体が美術でしたね。解説をして頂いたお陰で、先人たちの思いを感じながら収蔵品を拝見したり、建物を見直してみたりすることができ、感激もひとしおでした。俳人以外の芭蕉の足跡も驚きでしたし、竹林、よかったですね。胸突坂は段サー垂涎の的ですねぇ!東京カテドラルに至っては言葉を失いました。花吹雪舞う散策も滅多に無いチャンスで、とても素敵なお散歩でした。」(女性参加者)
「お天気にも恵まれて、NHKの取材クルーさんたちと一緒のお散歩。とても貴重な体験をさせていただきました。」(女性参加者)
「風は少し冷たかったですが新緑の中の散策、楽しかったです。博物館の所蔵品も、建物も、高低差も、庭園も、花や植物も…と、まさに見所づくしのお散歩でした!」(女性参加者)
「初めてでしたがどの訪問先も興味深く、とても楽しかったです。」(女性参加者)
「たいへん心地好い時間を過ごす事ができました。ひとりでは、入るのに躊躇してしまう所に行ったり、穴場公園など飽きのこない楽しい散歩でした。」(男性参加者)
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