ウォーキングコースは、千歳船橋駅~稲荷森稲荷神社~東京農業大学「食と農」の博物館・バイオリウム~馬事公苑~
世田谷代官屋敷・世田谷区立郷土資料館~世田谷城阯公園~豪徳寺~世田谷八幡宮~宮の坂駅。
稲荷森稲荷神社では、東京23区で一番大きいといわれている「大太鼓」を紹介。東京農業大学「食と農」の博物館では、クリオネや屋久杉の切り株、鶏の標本、古い農機具や酒器のコレクションなどを、バイオリウムでは飼育数日本一を誇るレムール(キツネザル)やリクガメ、中南米・熱帯雨林・モーリシャス・マダガスカルの植物をお客様と見学しました。JRAが運営する馬事普及の拠点ある馬事公苑では、馬術競技を見たり、厩舎の馬をのぞいてみたり、日本庭園の池に住む白鳥なども観察しました。馬事公苑を出て、しばらくは世田谷の住宅街をウォーキング。再び世田谷通りに出て、昭和63年に行われた世田谷トイレコンペで一席となったデザインを元につくられた二階建てが珍しい世田谷公衆トイレを見物。その後、毎年1月・12月の世田谷のボロ市で有名なボロ市通りに出て、都内に唯一現存する大名領の代官屋敷、彦根藩世田谷領20ヵ村の代官を世襲した大場家の役宅跡で国の重要文化財でもある世田谷代官屋敷と、世田谷区の原始・古代から現代に至るまでの歴史が学べる世田谷区立郷土資料館を伺い、お客様に世田谷区のことを知っていただきました。勉強の後は買い食いタイム。場所は、世田谷通り沿いにある手作り台湾肉包の専門店、鹿港(ルーガン)。こちらで、肉汁が飛び出す熱々の肉まんや、あんまんを皆で頬張りました。そこから、世田谷吉良氏の居城であった世田谷城の面影が残る区内唯一の歴史公園、世田谷城阯公園を訪れ、その後、近江彦根藩主井伊家の菩提寺である大渓山豪徳寺に行き、境内を案内。招福猫児(まねぎねこ)の言い伝えを説明し、招福殿の横にあるおびただしい数の奉納招福猫をお客様に見ていただきました。都指定史跡にもなっている、1860年の江戸桜田門外で暗殺された井伊直弼のお墓は、ツアー前半は見ることができましたが、残念ながら途中からは工事のため入れなくなっていました。豪徳寺を出た後は、源義家が後三年の役の帰途に豪雨により滞在、その時に宇佐八幡宮の御分霊をこの地に勧請し祀ったのが始まりといわれる世田谷八幡宮をお参り。奉納相撲で使われる境内の土俵なども案内し、東急世田谷線の宮の坂駅へと向かいました。
ご参加くださいましたお客様、今回も撮影ご協力等いろいろ有難うございました。次回以降もまたよろしくお願い致します(^^)
(写真 左:東京農業大学「食と農」の博物館にある屋久杉の切り株 中央:馬事公苑正門 右:豪徳寺境内、奉納招福猫に注目するお客様)
《お客様の感想》
「いい散歩でした。かなり寒かったですが(笑)次の参加も楽しみにしてます!」(男性会員様)
「世田谷区には縁のない私ですが、今日は楽しめるスポットを知ることができ、参加してよかったと思っています。」(女性会員様)
「これだけのところを色々案内してもらって、代金は映画代とほぼ同じの1500円。映画に行ってじっと座っているより、お散歩して人と話して生きた街に触れられるのがいいなあと思いました。」(女性会員様)
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